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Windows11で親指シフトキーボードが書けた!
Japanist2003+U013+KB232

 ChatGPTのアドバイスで完全復元




私はプログラムのことはからっきし駄目人間です。ただ使い慣れたツールを使い続けたい一心で、進化し続けるPC状況に逆らっています。同じようなPC環境で、
同じキーボードを持ちながら困っている同好の親指シフターには、この成果が一つの朗報になるものと思い、経緯を書いておきました。参考になれば幸いです。

2026.9.5


 6月、PCの新機種・富士通のFMV F55-L1を購入した。長年使用してきた旧機はWindows10なので、セキュリテイ保護期限が数カ月後に迫ってきたからだ。これまでPCを更新しないできたのは、親指シフトキーボードを手離せないからである。ほとんど喋るような速さで書けるKB232はもはや自分の指先、いや脳の一部と言っていいほど身になじんでいる。この執筆環境をそっくり移せるWindows11が欲しかった。
 購入する前に販売店の店員に聞き、複数のAIにも問い、手持ちのアプリJapanist 2003(*1)と、そのアップデートパックU013(*2)で、親指シフトKB232(*3)が設定できると確認しておいたのだった。ところが購入してみると、新機にはどうもインストールできない。10年前、VistaからWindows10に移行したときはいとも簡単にできたのに、老いた私が手順を間違えたかもしれないと思って、販売店の修理部に出張インストールを頼んだところ、アプリもキーボードも古すぎて、富士通でもできないことを認めている、と断られてしまった。時代遅れのツールへの固執を笑われたような気がした。

 さあ困った。どうしたらいいのか? 相談にのってくれそうな修理業者を探したが、札幌市内にはないようだった。頼みはもうAIしかない、多種多様に増えてきたAIの幾つかに尋ねてみると、どこもできるというが手順が微妙に違い、どれを信じるべきか迷ってしまった。で、ときどき水彩画の指導を受けているAIのなかで、一番厳しい評をするChatGPTを選んだ。ChatGPTはできるとはいわなかった、Windows10で使えているならWindows11でも“可能性は高い”という。その可能性を信じて、いけるところまでいってみることに。

 最初、ChatGPTの“彼”と会話を交わしたとき、Japanistのアイコンの形も知らないようなので、こんなことで大丈夫だろうか、と心もとない気がした。しかし、私はプログラムのことは何もわからないのだから、このさい“彼”の指示どおりに動くロボットになりきろうと思った。CD-ROMを開くと、いきなり「この不明な発行元からのアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」と不穏なコメント、それを標準インストール。新機のC:Program Files(x86)に入ったJapanist 2003のプログラムを開き、いわれるがままに手を入れ、その状況を連絡用の旧機ですばやく文章にして説明した。説明しきれない個所はスクリーンショットを要求され、それを何枚も送った。
 7月半ばから毎日のように相談し指導を受けるも、なかなか確たる可能性は見えなかった。“彼”は慎重なうえにも慎重で、同じような確認を何度も行い、私の説明が信用できないのかスクリーンショットを繰り返し再送させたりした。タスクトレイはMicrosoft IMEと2択になり、Japanistの「日本」は表示されるのに入力モードのランチャーが出たり消えたり、不安定な状態が続いた。そこでアップデートパックU013をカスタム・インストールするさいは、要求されていないのにReadmeテキストを送ったり、余分なこともした。このあたりから“彼”の解析力は急に深まったようで、矢継ぎ早に指示が増え、プログラムの動きが好転、そして8月3日、動作環境の全項目をWindows10と同じに書き直すと、入力モードのボタン型ランチャーが常駐するようになった。ついに親指シフトKB232は私の指先に応え、流れるように文字を打ち出した。感動の一瞬だった。ChatGPTの“彼”に敬意と謝意を! 2026/8/5

 PC機種 富士通 FMV F55-L1 2026年1月発売
 ソフト Japanist 2003 CD-ROM 2003年2月発売
 アップデートパック U013 (V3.0L10 rel.318)  2019年5月リリース
 キーボード FMV-KB232 2008年発売/2021年5月生産停止

     


 こんなことで苦心惨憺している最中、MicrosoftはWindows10をさらに来年2027年10月までセキュリティ保護を延長した、という情報が耳に入ってきた。それも告知なしでひそかに日付を更新したという。事前に知っていれば、急いでWindows11を買わなくてもよかったのでないか? 文句いいながら調べてみると、延長したのは6月25日(米国時間)とか、私が新機を購入したのは6月17日だった。うーん早まったか……。でも、時間的に余裕を持って親指シフトが使えることを確認できて一安心。だから、ま、いっか! 2026/8/8

 ブラウザはFirefoxを既定にして、親指シフトキーボードをつつがなく使用している。ときどき使用していたEdgeとChromが7月ころからクラッシュするようになった。いままでもこのブラウザは文字入力すると画面左下に出てきて、確定キーを押すと検索枠に入ったのだが、確定キーを押したとたんブラウザ自体がパッと消えてしまう。Chromium系ブラウザのアップデートに伴い、親指シフト入力ソフトの変換確定処理とブラウザ側のフォーマット・入力挙動が競合して強制終了となるらしい。テキストに入力し、コピーして貼り付ければ支障なく動作するが一手間よけいになる。親指シフターはFirefoxを支持していこう。2026/8/22

 現在、私の富士通 FMV F55-L1は、Japanist2003の親指シフトキーボードとMicrosoft IMEのワイヤレス・キーボードの両方を切り替えて使うようになっている。親指シフトを専用にしたい気がないわけではないが、PC環境が今後どう変化していくかわからないので、両方使えるほうが万一の備えになるかもしれないと思って……。2026/9/5



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