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水彩画を学ぶ2
サークルに参加して
水彩画サークル “彩友会” を発足しました。北老人福祉センターの講座同期生が自主的に活動を始めることにしたのです。わずか1年間の受講経験だけではまだまだ一人立ちできませんが、仲間同士で “つかまり立ち”ならできるように、互いに研鑚し、かつ楽しんでいきたいと思います。2025/4 |
●お手本レッスン3冊目 木を描く極意を
TVプレバトの講師・野村重存先生の入門書から、これまで2冊のお手本を模写してきた(左) 。ところが木が描けない壁はいまだ破れず、3冊目『樹木を描くパーフェクトブック』を求めた。心機一転すべく「大きな木と古い橋」にトライ。どうやら似た形に到るも(右)、こんなふうに他の景色で表現したくとも、実景に向うと木々はいつも違った様相をおび筆先を迷わせる。師よ、極意を授けたまえ! 2025/6/10
●「朱鞠内湖」 森の諸相をどう描く……
幌加内町の雨竜川上流にある朱鞠内湖。若い頃、湖畔でキャンプした思い出がある。当時は東洋一の人造湖といわれ、現在でも湛水面積は日本最大とか。だが、この絵で描くべきは水面ではなく、群生する木々が主になった。森の諸相にどう変化をつけるか、工夫したつもりがどうもワンパターン、いまだに木が描けない。2025/5/25
●「小路の曲がり角」 住宅地の昼下がり
これは昨年受講中に出された題材の一つ。浅野講師が旅行の途次、横道に逸れたら瀟洒な住宅地が現われ、思わずシャッターを切ったと言っていた。晴れた日の穏やかな昼下がり、なんかほっくりする光景だ。描き終えて思いついても遅いが、曲がり角の辺りから歩いてくる人か、自転車に乗ってくる人が居たら、もっと雰囲気が出たのでないかと……。2025/5/15
●「岩尾内ダム」 コンクリートの質感と重量感
湖水と周辺森林の美しい士別市朝日町の岩尾内ダム。この巨大な堤体に、昔、異状降雨による水害や干天続きの渇水被害に悩まされた地域住民の、どれほどの願いが込められているか、いまや知る人は少ないだろう。そして湖底の村となった人たちの悲しみも……。往時に思いを馳せながら、コンクリートの質感と重量感を表現すべく、グレーを混色し濃度も変えて、平筆を縦に塗ったり横に塗ったり工夫してみた。2025/5/1
●「士別綿羊牧場」 羊と雲の丘
私が人生のほとんどを過ごした士別の観光地・サフォークランド“羊と雲の丘”。頂上には羊肉のレストランと羊毛グッズの店がある。風渡る緑の丘でのんびり草を食む綿羊の群れ……数枚の写真をミックスして下絵を描いたせいか、構図が何となく寄せ集めの感じになった。牧歌的風景をめざしたのにどうもメルヘンチックに見えるのはなぜだろう? 2025/4/20
●「おすわり猫」 輪廓を背景色で
アメリカンショートヘア お座りの図。サークル活動の初回、私は猫を描くことに始まった。身体の大部分が白毛なので紙の白地に境目が見えない。で、輪廓を背景色で描こうとしたがきれいに仕上がらなかった。ラフに塗りたくって、それでいて何となく決まっているカッコいい収め方をするには、色加減も筆使いも微妙なようだ。まあ、失敗も勉強と思うことに……。2025/4/14